近代ドイツ
イマヌエル・カント
批判・自律
自己と感情の悩みを、イマヌエル・カントはどう捉えるか
自信の欠如、怒りや焦り、心の平穏を取り戻す
自分の軸とは、感情でも他人の目でもなく、自分で認めた規則。
カントは、欲望まかせも規則への盲従も自律ではないと線を引きました。周囲に流されやすいという悩みは、実は自分の中に照合先がまだ無い状態です。自分で立てて、自分で点検した規則が一つあるだけで、判断のたびに揺れる負荷は目に見えて下がります。
今日できる、最初の一歩
「自分はこうする」と言える規則を一つだけ文章にし、今週その規則で判断した場面を記録する。
この悩みを イマヌエル・カント に相談する
下の文はそのまま送れます。自分の言葉に書き換えても構いません。
自律とは — 欲望と隷従の、あいだの理性
気まぐれな欲望に流されるのでも、外から与えられた規則に盲従するのでもなく、自ら理性で認めた法則に従うことが「自律」。
欲望まかせ(他律)
不足自律規則への盲従
過剰
不足自律規則への盲従
過剰
自分の軸に当てると、その日の気分で動くのが「欲望まかせ」、他人の基準をそのまま使うのが「盲従」。自律はその中間で、自分で点検した規則を持つことです。
この悩みのときに、効く言葉
幸福は理性の理想ではなく、想像力の理想である。
— 人倫の形而上学
この見方が、効きにくいとき
規則を立てても行動が伴わないなら、意志の問題ではなく、行動の粒度が大きすぎるのかもしれません。
アリストテレスの見方を読む自己と感情の、他の視点
同じ悩みでも、立つ位置が変われば処方は変わります。