近代ドイツ
イマヌエル・カント
批判・自律
仕事とキャリアの悩みを、イマヌエル・カントはどう捉えるか
日々の消耗、プレッシャー、働く意味
誰の期待に応えるかではなく、どの原則になら従えるか。
カントは、外から与えられた規則に盲従することも、そのときの気分に流されることも「自律」ではないと言いました。上司の顔色と自分の消耗のあいだで揺れているとき、判断の軸が自分の外にあるままなのが苦しさの正体です。自分で認めた原則に照らして決めた仕事は、結果が同じでも受け止め方が変わります。
今日できる、最初の一歩
いま抱えている依頼を一つ選び、「全員がこの引き受け方をしたらどうなるか」を書き出してから、受けるか断るかを決める。
この悩みを イマヌエル・カント に相談する
下の文はそのまま送れます。自分の言葉に書き換えても構いません。
自律とは — 欲望と隷従の、あいだの理性
気まぐれな欲望に流されるのでも、外から与えられた規則に盲従するのでもなく、自ら理性で認めた法則に従うことが「自律」。
欲望まかせ(他律)
不足自律規則への盲従
過剰
不足自律規則への盲従
過剰
仕事でいえば、その日の気分で引き受けるのが「欲望まかせ」、上から降ってきた指示に全部従うのが「盲従」。自律はその中間で、自分が説明できる基準で引き受けることです。
この悩みのときに、効く言葉
自ら考えて行動せよ、それが理性的存在としての義務である。
— 啓蒙とは何か
この見方が、効きにくいとき
そもそも何が問題なのか言葉にできないほど頭が混乱しているときは、原則を立てる前に、絡まった状況を要素に分ける作業が先になります。
デカルトの見方を読む仕事とキャリアの、他の視点
同じ悩みでも、立つ位置が変われば処方は変わります。