近代ドイツ
イマヌエル・カント
批判・自律
将来と選択の悩みを、イマヌエル・カントはどう捉えるか
先行きの見えない不安、人生の岐路、正解のない問い
正解を探すのをやめ、自分が支持できる原則を決める。
カントは、行為の価値を結果ではなく、その行為が従っている原則に見ました。将来の選択に正解が見えないのは当然で、結果は誰にも予測できないからです。だが「どんな原則に従って選んだか」は、いまの自分で決められます。それが、後から結果が転んでも崩れない判断の土台になります。
今日できる、最初の一歩
迷っている選択について「どちらが得か」ではなく「どちらなら人に説明できるか」を基準に、理由を 3 行書く。
この悩みを イマヌエル・カント に相談する
下の文はそのまま送れます。自分の言葉に書き換えても構いません。
自律とは — 欲望と隷従の、あいだの理性
気まぐれな欲望に流されるのでも、外から与えられた規則に盲従するのでもなく、自ら理性で認めた法則に従うことが「自律」。
欲望まかせ(他律)
不足自律規則への盲従
過剰
不足自律規則への盲従
過剰
将来に当てると、周囲の期待で決めるのが「他律」、世間の正解に従うのが「盲従」。自律はその中間で、自分が支持できる原則で決めることです。
この悩みのときに、効く言葉
わが上なる星空と、わが内なる道徳律。
— 実践理性批判
この見方が、効きにくいとき
原則を立てても足が動かないときは、選ばないことも選択だと突きつける思想のほうが、背中を押してくれます。
ジャン=ポール・サルトルの見方を読む将来と選択の、他の視点
同じ悩みでも、立つ位置が変われば処方は変わります。