自己と感情の悩みを、エピクテトスはどう捉えるか
自信の欠如、怒りや焦り、心の平穏を取り戻す
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THE WORDS
物事が望みどおりに起こることを求めるな。起こることが起こるとおりに起こるよう望め。そうすれば穏やかに過ごせる。
── 提要この悩みのときに、効く言葉
THE READING
変えられないものへの努力をやめると、力が戻ってくる。
エピクテトスは、悩みの大半は自分の力が及ばない領域に力を注いだ結果だと考えました。過去の出来事、他人の評価、起きてしまった失敗は、どれだけ悔やんでも動きません。その線を引き直すことは諦めではなく、残る力を、動かせる場所に集中させる作業です。
今日できる、最初の一歩
いま悔やんでいることを一つ書き、それが自分の行動で変わるかを判定し、変わらないなら今日は保留にする。
THE MEASURE
制御の二分法とは — 諦めと過信の、あいだの分別
何もかも変えられないと投げ出すのでも、何でも思い通りにできると思い上がるのでもなく、自分の力が及ぶことと及ばぬことを見極める。
無力な諦め不足制御の二分法支配への過信過剰
感情に当てると、性格だから無理と投げるのが「無力な諦め」、感情を完全に制御できると思うのが「過信」。二分法はその中間にあります。
この見方が、効きにくいとき
線を引いたあとの空白に何を入れるかで迷うなら、いまなすべき務めに注意を戻す実践と組み合わせてください。
マルクス・アウレリウスの見方を読む自己と感情の、他の視点
立つ位置が変われば処方は変わりますあなたはどちら側に立っていますか
どの読み方が、いまのあなたに近いですか?
アリストテレス自信は性格ではなく、積み上がった行為の記録。ブッダ感情は自分そのものではなく、通り過ぎていく天気。イマヌエル・カント自分の軸とは、感情でも他人の目でもなく、自分で認めた規則。デカルト感情に飲まれているのではなく、事実と解釈が混ざっている。ニーチェその劣等感は、まだ使われていない力の置き場所。ハイデガー「自分がない」のではなく、世間の声に埋もれているだけ。アルベール・カミュ自分を肯定できなくても、今日を誠実に生きることはできる。マルクス・アウレリウス心が乱れているのは出来事のせいではなく、足した判断のせい。老子強くあろうとするほど折れやすくなる。しなうものは折れない。孔子本当の過ちは間違えたことではなく、間違いを認めないままにすること。
読み物で、もう少し深く
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原典にあたる
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