記事
エピクテトスのアバター
古代ローマエピクテトス古典古代制御の二分法

お金と幸福の悩みを、エピクテトスはどう捉えるか

お金の不安、物質的な比較、本当の豊かさとは

読了 約1分出典つき
THE WORDS

人を悩ませるのは事象そのものではなく、事象についての判断である。

── 提要この悩みのときに、効く言葉
THE READING

収入は自分の力の外。使い方と態度は、完全に自分の内。

奴隷の身分から出発したエピクテトスは、境遇そのものより、境遇をどう扱うかに自由があると考えました。給与額・景気・相場は自分の力が及ばない側に、支出の設計・比較をやめる選択・学び直しは及ぶ側に入ります。この線を引き直すだけで、悩みの相当部分は「自分の宿題」ではなくなります。

今日できる、最初の一歩

お金の心配ごとを紙に並べ、自分の行動で 1 ミリでも動くものにだけ丸をつけ、残りは今日は考えない。

THE MEASURE

制御の二分法とは — 諦めと過信の、あいだの分別

何もかも変えられないと投げ出すのでも、何でも思い通りにできると思い上がるのでもなく、自分の力が及ぶことと及ばぬことを見極める。

無力な諦め不足制御の二分法支配への過信過剰

お金に当てると、どうせ稼げないと投げるのが「無力な諦め」、相場や昇給を読み切れると思うのが「過信」。二分法はその中間で、支出と学びだけを自分の担当にします。

この見方が、効きにくいとき

線を引いても「足りない」という感覚が残るなら、それは配分の問題ではなく執着の問題かもしれません。

ブッダの見方を読む

お金と幸福の、他の視点

立つ位置が変われば処方は変わります
あなたはどちら側に立っていますか

どの読み方が、いまのあなたに近いですか?

読み物で、もう少し深く

この悩みを エピクテトス に相談する

下の文はそのまま送れます。自分の言葉に書き換えても構いません。

お金と幸福の悩み一覧へ

原典にあたる

エピクテトスを読む人生談義 (岩波文庫)

※ Amazonアソシエイトのリンクを含みます(広告)。

エピクテトスの考え方を、用語で読む

哲学用語集をすべて見る

エピクテトスに相談するこの見方で、いまの悩みを見てもらえます