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PRESCRIPTION No.047PHILOSOPHER'S WORDS

これを知る者はこれを好む者に如かず、これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

孔子/論語 雍也第六/古代中国

一言でいうと

知っている段階、好きな段階、楽しんでいる段階を三段に分け、最後を最上とする。継続の質は義務感ではなく関わり方の深さで決まるという見方。

くわしい解説

学びについての言葉として読まれますが、対象は限定されていません。仕事でも技芸でも人間関係でも、同じ三段階が当てはまります。知識として持っている段階から、好んで向かう段階へ、さらにその中に入り込んで楽しむ段階へ、という深まりの順序です。

注目すべきは、努力の量ではなく関係の質で段階を分けている点です。同じ時間を費やしていても、義務として知っているだけの人と、その中で楽しめている人とでは、続き方も伸び方も変わってくる。孔子は継続の秘訣を意志の強さに求めませんでした。

ただしこれは「楽しくないならやめろ」という話でもありません。順序は知る→好む→楽しむであり、入口は知ることに置かれています。最初から楽しめなくてよい。知り、続けるうちに関係が深まる可能性がある、という道筋が示されています。楽しめないことを理由に入口で引き返す必要はない、とも読めます。

どんな悩みに効くか

続けているのに伸びない、身が入らないと感じるときに。時間を増やす前に、自分がどの段階にいるかを見てください。知る段階で止まっているなら、量ではなく関わり方を変える番です。小さくても自分で決められる部分を作ると、段階は動きます。