古代中国
老子
無為自然
お金と幸福の悩みを、老子はどう捉えるか
お金の不安、物質的な比較、本当の豊かさとは
「まだ足りない」の基準が、自分の暮らしではなく外側にある。
足るを知る者は富む、と老子は言いました。ここでの富は残高の話ではなく、必要な量を自分で言えている状態のことです。いくら稼いでも不足感が消えないとき、増えていないのは金額ではなく、どこで足りるのかという自分側の基準のほうです。
今日できる、最初の一歩
この一か月の支出から「自分が本当に続けたい暮らし」に要る分だけを書き出し、その合計を「足りる額」として一度確定させる。
この悩みを 老子 に相談する
下の文はそのまま送れます。自分の言葉に書き換えても構いません。
無為とは — 放置と力みの、ちょうど中間
何もしないことでも、すべてを押し通すことでもない。流れに逆らわずに動くとき、力は最も少なくて済む。
投げやり
不足無為力み・作為
過剰
不足無為力み・作為
過剰
卑下
不足柔弱謙下剛強
過剰
不足柔弱謙下剛強
過剰
お金に当てると、必要な備えまで手放すのが「投げやり」、いくら貯めても守ることに人生を使うのが「力み」。足るを知るとは、その線を自分で引くことです。
この悩みのときに、効く言葉
足るを知る者は富む。
— 道徳経 第33章
この見方が、効きにくいとき
収入が実際に生活を割っていて、基準の引き直しでは足りない段階なら、変えられる部分と変えられない部分を先に切り分けたほうが現実的です。
エピクテトスの見方を読むお金と幸福の、他の視点
同じ悩みでも、立つ位置が変われば処方は変わります。