古代ギリシャ
アリストテレス
中庸(黄金の中道)
お金と幸福の悩みを、アリストテレスはどう捉えるか
お金の不安、物質的な比較、本当の豊かさとは
お金は目的ではなく、善く生きるための道具の量。
アリストテレスにとって富は、それ自体が目的になった瞬間に人を苦しめるものでした。中庸の考え方では、足りなければ生活が立たず、過ぎれば守ることに人生を使うことになります。問うべきは「いくらあれば安心か」ではなく「自分が続けたい暮らしに、いくら要るか」です。
今日できる、最初の一歩
理想の年収ではなく、いまの暮らしを続けるのに必要な月額を実際に計算して、不安の対象を数字に置き換える。
この悩みを アリストテレス に相談する
下の文はそのまま送れます。自分の言葉に書き換えても構いません。
中庸とは — 過不足の、ちょうど中間
どんな徳も、足りなければ弱さに、過ぎれば欠点になる。その「黄金の中道」こそが徳。
臆病
不足勇気無謀
過剰
不足勇気無謀
過剰
卑屈
不足誇り傲慢
過剰
不足誇り傲慢
過剰
お金に当てると、収入で自分を低く見積もるのが「卑屈」、持ち物で人を測るのが「傲慢」。誇りはその中間で、必要な額を知ったうえで暮らしを選ぶ状態です。
この悩みのときに、効く言葉
私たちは繰り返すことの集大成である。ゆえに卓越性は、行為ではなく習慣である。
— ニコマコス倫理学
この見方が、効きにくいとき
数字にしても不安が消えないなら、金額の問題ではなく「失うことへの執着」が働いています。手放す側の教えを見てください。
ブッダの見方を読むお金と幸福の、他の視点
同じ悩みでも、立つ位置が変われば処方は変わります。