孔子
2大思想対比コラム ・ 人間関係と孤独「関わり方に形を与える」か、
「関わり方に形を与える」か、
「形そのものを手放す」か。
古代中国が生んだ、人との関わりをめぐる二つの答え
老子
孔子: 仁と礼で、関係を意識的に組み直す
「己の欲せざる所は、人に施すこと勿かれ」を土台に、日々のふるまいへ形を与えることで、人と人のあいだを整えていく思想。
老子: 作為を減らし、自ずとそうなる関係にまかせる
決まりごとや体裁を足すほど関係はこわばるとし、力を込める場所を減らして自然な流れに戻すことを説く思想。
代表的な言葉── 論語 衛霊公第十五
己の欲せざる所は、人に施すこと勿かれ。
代表的な言葉── 道徳経 第8章
上善は水の若し。水は善く万物を利して争わず。
こじれた関係に
自分の出方を先に決める。されて嫌なことを、まず自分がしない。
こじれた関係に
こちらから形を足すのをやめる。力を抜けば、相手にも余白が戻る。
「礼儀」の意味
心をふるまいの形にしたもの。形があるから、思いは相手へ届く。
「礼儀」の意味
本心が薄れたときに増えるもの。形が要るのは、すでに何かを失った証。
今日からの一歩
こじれている相手に、自分がされたら嫌なことを一つだけしないと決める。
今日からの一歩
こちらから働きかけるのを一度やめ、相手が動く方向をそのまま見てみる。
思想ポジショニング端に近いほど、その思想が強く出る
- ふるまいを整え、意識して築く関係の作り方作為を減らし、自然に結ばれる
- 礼という形が思いを運ぶ型・作法の扱い形が増えるほど本心は薄れる
- 自分から出方を決めて働きかける働きかけの強さ手を出さず、余白を残す
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