古代ギリシャ
アリストテレス
中庸(黄金の中道)
仕事とキャリアの悩みを、アリストテレスはどう捉えるか
日々の消耗、プレッシャー、働く意味
「やる気が続かない」のではなく、習慣の設計がまだ粗いだけ。
アリストテレスは、優れた仕事ぶりを一回の頑張りではなく「繰り返しの集大成」と見ました。だから燃え尽きるほど働く日と何もできない日を往復しているとき、彼が疑うのは意志の強さではなく、極端に振れた仕事の量です。臆病と無謀のあいだに勇気があるように、働きすぎと放置のあいだに、続けられる分量があります。
今日できる、最初の一歩
明日の仕事を「必ず終わる最小の一件」まで小さくして、時間を決めて先に置く。達成できたら、その日はそこで止める。
この悩みを アリストテレス に相談する
下の文はそのまま送れます。自分の言葉に書き換えても構いません。
中庸とは — 過不足の、ちょうど中間
どんな徳も、足りなければ弱さに、過ぎれば欠点になる。その「黄金の中道」こそが徳。
臆病
不足勇気無謀
過剰
不足勇気無謀
過剰
卑屈
不足誇り傲慢
過剰
不足誇り傲慢
過剰
この物差しを仕事に当てると、燃え尽きるまで抱える日が「無謀」、何も手をつけられない日が「臆病」に当たります。狙うのは、明日も同じ場所に戻ってこられる量です。
この悩みのときに、効く言葉
幸せは自分次第である。
— ニコマコス倫理学
この見方が、効きにくいとき
職場の環境そのものが理不尽で、量を調整しても消耗が止まらないときは、習慣の設計より先に「変えられないものから心を守る」考え方のほうが効きます。
マルクス・アウレリウスの見方を読む仕事とキャリアの、他の視点
同じ悩みでも、立つ位置が変われば処方は変わります。