本来性とは — 頽落と逃避の、あいだの存在
世間の噂話に埋没するのでも、死から目を背けるのでもなく、有限な時間を自覚し、自分だけの生を引き受けること。
世間への頽落(非本来性)
不足本来的な存在死への不安からの逃避
過剰
不足本来的な存在死への不安からの逃避
過剰
思想を、もう少し詳しく
私たちは普段、他人の噂話や世間の「普通」に流され、自分が本当に望む生き方を見失いがちです。しかし、人生が有限であること(いつか死を迎えること)を覚悟したとき、初めて「他人に代わってもらえない、自分だけの貴重な時間」に気づくことができます。今こそ本来の生き方を取り戻しましょう。
人物と生涯
1889
ドイツ南部メスキルヒに生まれる。
1923
マールブルク大学で教え、独自の存在論を深める。
1927
主著『存在と時間』を刊行。
1928
フライブルク大学教授に就任(フッサールの後任)。
1976
故郷メスキルヒで死去(86歳)。
代表的な名言
死へと向かう存在であることを認めよ。
— 存在と時間
言葉は存在の家である。
— ヒューマニズムについて
問いこそが思索の敬虔さである。
— 技術への問い
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